婚約指輪は?
婚約指輪はダイヤモンドをはめ込んだものが正式とされていますが、形や宝石の種類にとくに決まりはありません。けれどやはり人気があるのがダイヤモンドです。その硬質さから永遠の愛を、無色透明なことから純真無垢な心を象徴しているとされ、婚約指輪の主流となっています。
また、女性の誕生石を贈ることもあります。誕生石はヨーロッパの言い伝えで、身を守り、幸運を招くといわれています。
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婚約指輪の宝石の選び方
宝石を選ぶのは素人には違いがわかりにくく迷ってしまいがちです。まずは予算を決め、信頼できる宝飾店やデパートの宝石売り場で、店員のアドバイスを受けながら選びます。ダイヤモンドの場合、4つのCといって大きさや色などの基準から値段が設定されています。こだわりたいところがあったらそれを重視して選ぶのもよいでしょう。
・Carat(カラット)
カラットは、宝石の重さを表す単位です。1カラットは0.2グラムになります。カラット数が大きくなるほど直径も大きくなり、価格も高額になります。
・Clarity(クラリティ)
ダイヤモンドの透明度のことです。光の通過を妨げる内包物や傷の有無で評価します。
・Color(カラー)
ダイヤモンドの色のことです。無色に近いほど希少価値がありダイヤモンド自体の価格も高くなります。無色から黄色まで23段階のグレードに分けられています。
・Cut(カット)
ダイヤモンドのカット(形状)のことです。ダイヤモンドの美しい輝きは光の反射や屈折から生まれます。カットの仕方で
輝きが変わってきます。また、価格だけでは判断できませんのでたくさんの品を見ることです。
気に入った指輪が見つかったら、はめてみましょう。ケースの中に飾ってある時と、実際指にはめてみたのとではかなり感じが違うことがあります。指につけて手がきれいに見えるかなどじっくり確かめてください。たくさん見比べて、しっかり選びましょう。
ぴったりの指輪を見つけて決めたら、指輪の内側には婚約の年月日と二人のイニシャルを刻んでもらいましょう。婚約記念品は、奉書紙で包み、紅白や金銀の水引きを結び切りにかけるのが正式です。表書きは、「寿」とし、贈り主の名まえ〈姓は不要〉を書きます。