正式な結納
正式の結納は、仲人が使者となって双方の家を2往復し、結納品や目録、受書などを取り交わすもので、両家は当日顔を合わせることはありません。また、仲人が男性宅から女性宅に結納品を届けて、受書を男性宅に届けるという往復型の結納もあります。どちらも仲人に両家を往復させることになり、仲人の負担が大きいので、そこまでしない場合も多いです。
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略式型の結納
正式な結納式が無理なことが多いために生まれたのが、略式な形の結納式です。両家と仲人が1ヶ所に集まって結納を取り交わし、その後食事をとりながら挙式や披露宴などの打ち合わせをするものです。現在ではもっとも一般的な結納の形になっています。
集まる場所は、男性の家や女性の家、仲人の家、ホテルやレストランの個室、料亭などが使われます。家を使うと家人に気を使わせるので家でおこなうのを避ける人もいます。結婚式場やホテルでは結納式全般をとりまとめてくれる結納パックなどもあり、結納品もそろえてくれるので便利です。式後は両家の会食会になります。一般には結婚式を挙げる会場でおこなう場合が多いようです。