披露宴のスタイル
挙式は二人の誓いの儀式です。そして披露宴は日ごろお世話になっている方や親しい人に、結婚を報告する場となります。披露宴は挙式の後に行なわれるのが一般的です。ホテルや結婚式場では挙式のあとに場所を移動して行なわれます。神社や教会で挙式した場合は、披露宴会場をほかに移しておこなわれることが多いです。
料理は、フランス料理、中国料理、日本料理などがあります。招待客の多様な好みに合うという理由で、和洋中を組み合わせた折衷タイプもあります。披露宴の形式にはディナー形式、立食形式、和風形式などがあります。
また、披露宴の会場として考えられるのは、ホテルのバンケットルームやレストラン、結婚式場の宴会場、一般のレストランや料亭などがあります。
料理、形式、会場はいろいろな組み合わせができます。披露宴のスタイルにはディナー形式、立食形式、和風形式などがあります。
・ディナー形式
最も一般的なスタイルです。招待客がそれぞれ決められた席について行なわれます。フルコースで食事をいただくというスタイルで豪華な雰囲気もあります。フランス料理のフルコースですと前菜からデザートまで、の7〜8品が順番に運ばれてきて食事を楽しむことができます。落ち着いて食事ができますが、席が固定されているので招待客同士の交流が限られてしまいます。
・立食形式
会場にセットされたテーブルから好きな料理をとりわけ、立ったまま食事をいただきます。新郎新婦が会場を回って直接挨拶ができます。また招待客同士も自由に歓談できるので会場も盛り上がります。けれども、仲間だけで固まってしまいがちです。
・和風形式
お座敷で和食をいただく伝統的な日本のスタイルです。テーブルもしくはお膳でお食事をいただきます。日本料理は、細かい細工がされていて、目で楽しむこともできますし、器も高級感を与えてくれます。それぞれの席で食事をしますが、お座敷なので、自分の席を立ってお酒を飲み交わしながら、誰とでも歓談できます。年配の方には好まれますが、座りなれていない方にはちょっとつらいかもしれません。