婚約の意義
「結婚する前に、婚約をしないといけない」と思っている人もいるかもしれませんが、実は、婚約する必要はありません。婚約なくして、いきなり結婚することもできます。
にもかかわらず、なぜ、世間では「婚約」と言われているのかというと、婚約すると、婚約破棄されたときに、法的に保護されるというメリットがあるためです。
「法的に保護される」と聞けば、何か婚約しておかないと損する気持になるかもしれませんが、これを逆からいえば、自分が結婚したくなくなって、婚約を破棄したとき、相手から、法的に、何らかの請求をされる可能性があるということです。
実は、私は、婚約破棄をして、相手から法的に粘着されて、かなり深刻な事態になった女性を２人知っていますので、婚約する前に、婚約破棄について知識を持っておくといいでしょう。
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婚約破棄とは？
婚約破棄とは、その名のごとく、婚約していたのに、それを取りやめることです。
離婚などと違って、片一方が、理由なしに、婚約を解消することができますが、正当な理由なしに婚約破棄をすると、破棄された側は「損害賠償請求」できるようになります。要するに、「婚約破棄してもいいけど、正当な理由がなければ、金をよこせ！」というのを法律で保障しているわけですね。詳しくは以下に書いています。
・婚約破棄とは？
・婚約破棄による損害賠償請求
「婚約破棄されてしまったけど復縁したい」「結婚が破談になったけど復縁したい」
このように思っている人は、早まった行動をする前に、以下を読んでみてください。
・粘着のために婚約破棄の損害賠償を使う男たち
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婚約破棄する場合は、事前に対策を練る！
婚約は「結婚しようね」という口約束でも成り立つそうです。なので、理論上は、口約束しただけでも、婚約破棄されれば、損害賠償請求の訴訟を起こされる可能性がありますが、裁判になると、「証拠」が必要になります。
では、どのくらいのものだと証拠になるのでしょうか。
ここでは、私が間接に巻き込まれたときの体験談を書きます。あくまで体験談なので、正確なことは、弁護士にご相談ください。
・婚約破棄する場合は、事前に対策を！
婚約破棄を考えていたら弁護士の相談も視野に入れる！
じっくり話し合える土台があれば、婚約破棄しても、無事に済むと思います。そうじゃなくても（私が間接的に巻き込まれたときのケースですが）正当な理由なく、女性側から婚約破棄したものの、結局、すんなり別れることができたこともありました。
しかし、別のケースでは、男性側の粘着のために裁判になったり、その他、大変になったこともありました。
なので、個人的には、婚約破棄を考えていたら、相手の性格を考慮しつつ、早い段階で、専門家である弁護士に相談した方がいいと思います。
詳しくは以下にて。
・婚約破棄を考えていたら、火種が小さいうちに弁護士へ！
・婚約破棄した時、相手が粘着の気配をみせれば、すぐに弁護士へ！
婚約破棄されたら、次の出会いを探そう！
婚約破棄されたら、まずは、ゆっくり「ヨリが戻るかどうか」を考えてみてください。もし、ヨリが戻るなら、もしくは、少しでも戻りそうな気配があれば、「待つ」ことも重要です。粘着したり、婚約破棄の損害賠償請求をしたりすると、二度と、ヨリが戻らないので、絶対に避けましょう。
もし、ヨリが戻らないなら、「実害（式場のキャンセル代、会社を辞めた場合は補償など）」を請求するにとどめておいて、しかも裁判にならないように示談で終わらせましょう。そして、次の出会いに目を向けるといいですよ。何より、自分のために。
というわけで、ここでは婚約破棄された場合、どうすべきなのかアドバイスを書いています。
・婚約破棄されたら、次の出会いを探そう！